Q. 競技ダンスで使われる曲はどんな種類ですか？全部クラシックですか？

A. 全部クラシックではありません。Lady Gagaやブルーノ・マースなどの洋楽ポップスから、ディズニーソングのアレンジ、カーペンターズやビートルズなど往年の洋楽名曲etc, じつに様々なものが競技用に編曲されて使われています。というのも、競技ダンスの種目は『リズムの違い』で分かれているからです。合計8種目がある学生競技ダンスの種目のうち、例えばワルツという、テンポの遅い三拍子が特徴の種目ならば、言ってみればどんな曲でも三拍子に編曲されていればワルツになりうるのです。

A. もちろん出来ます。競技ダンスの経験がある部員はほとんどいません。バレエや新体操、ジャズ、ヒップホップの経験がある女子が多少いる程度で、男子部員はダンス経験はまずありません。もちろん女子にもダンス未経験者はたくさんいますし、男女ともに別ジャンルの運動部出身者もいます。それでも全国大会で戦うだけの技術が一から身につくのでご安心ください。

Q. 運動部の経験すらないのですが…

A. 問題ありません。当部には文化部出身の部員もたくさんいます。例: 書道部、華道部、写真部、軽音楽部、等。そしてもちろん小学生時代から帰宅部を貫いてきた部員もいます！

Q. インカレですか？

A. インカレではありません。どの他大学の学生でも入部できるクラブとは異なります。現在在籍する部員は全員上智大学の学生です。しかし、正式な提携校（パートナー校）として東京家政学院大学があります。

Q. 練習は厳しいですか…？

A. 全国大会レベルの体育会の部活ですのでしっかりとしたメニューのもとトレーニングを行います。ただ、文化部や帰宅部出身の部員たちが活動を続けられていることからも分かるように、理不尽なメニューを強要したりいきなりアスリートレベルの体力を求めるようなものではありません。入部時から段階を踏んで徐々に身体を作り上げていきます。また、競技ダンスはスポーツとダンス＝アートの両要素を併せ持つため、筋トレや基礎練習のあいだも常に音楽が流れ、「表現」や「感性」も大切にします。そして何より日々の練習をともに頑張り支えてくれるのは部の仲間の存在です。練習以外における先輩後輩の仲もよく、その雰囲気に惹かれて入部を決めた部員も少なくありません。

Q. ペアはいつ決まるのですか？

A. 2年生になる時です。それまでの1年間は固定のペアは決めず、試合ごとに異なる相手（同期の異性）と組みます。

Q. 引退はいつですか？

A. 4年生の12月はじめにある全国大会です。

Q. 長期休暇中には旅行に行ったりできますか？

A. 出来ます。同期や先輩後輩で温泉旅行やスキーに行ったりしています。家族で海外旅行へ出かける部員もいます。8月の後半と2月の後半にそれぞれ約1週間行う合宿との予定を上手く調整すれば十分に可能です。

Q. アルバイトは出来ますか/どのくらいしていますか？

A. 多くの部員がアルバイトをしています。頻度は週1〜3と人によって異なりますし、時間帯や職種も様々です。（先輩から時給の良いアルバイトの紹介をしてもらおう！）

Q. 競技ダンスはすごくお金がかかるのですか？

A. 競技ダンスが特別にお金がかかるということはありません。他の部活やサークルと同じように、活動する中での用具や試合での出費はあります。実家暮らしや一人暮らしも含めて皆おなじ学生ですので、練習着や用具も可能なものはお下がりにしたりと出来る限り負担を少なくしています。ほとんどの部員が、競技ダンスにかかるお金は自分のアルバイト代だけでまかなっています。

👉参考の為に初期費用をお話しすると、１年生が最初に履くシューズは一足8000~10000円程（秋頃に上級生用のものを買うまで練習でも試合でも使います）、毎月の部費、その他交通費等雑費。

👉練習着＝女子の場合、上はぴったりしたTシャツ、下は先輩から譲り受けた黒い短パニエと自前のストッキング、男子は上はTシャツやスポーツウェアに黒短スパッツ/ダンス用スラックスなので基本的には無料ですが、新入生の数が多くお下がりでは足りない場合や、適当なTシャツを持っていない場合は買い足す必要があります。

👉夏合宿が終わると月１程度の試合が始まり出し、ヘアセットが必要となりますが、レギュラー戦で戦う上級生のように専門の美容室でセットしてもらう（2000~5000円）ことは１年生には必須ではありません（※夏のデビュー戦のみ全員統一で美容室に行きます）。先輩にジェルでセットしてもらいましょう。

👉１年生のうちは試合における衣装は全て部が所有するジュニア用のものを着用しますのでドレスや燕尾服・ラテン用シャツの心配はありません。

👉女子のメイク道具については、元々持っているものに足りないものを買い足す（リキッドアイライナー、アイシャドウパレット、ドーラン、フェイスパウダー、チーク、口紅、つけまつ毛等）ことになりますが、基本の一式、というようなものは無く各自徐々に必要だと思うものを揃えていきます。最初２回の試合は先輩にメイクをしてもらうので、ベースメイク（下地・ファンデーション）が出来れば良いでしょう。

Q. 競技ダンス部は飲みサーですか？

A. いいえ、いわゆる飲みサーではありません。確かに数十年前は時代背景もあり、練習後や試合後によく飲んでいたのは事実です。しかし時代も変わり、部員の考えも多様化しているため今は必ずしも全員がその通りではありません。試合の打ち上げ・祝賀会など、名目のある飲み会は行われます。練習より飲み会の比率が多かったり、飲み会代でアルバイト代が消えるようなことはありません。また飲ませることを強要することもありません。

Q. 衣装はどうするのですか？

A. 1年生の間は部が所有するジュニア用のものを着用して試合に出ます。なので無料です。上級生になると女子はドレス、男子は燕尾服またはラテンのシャツを着ますが、それは他大学と貸し借りをしたり中古・新品を購入したりします。

Q. 誰に習うんですか？（どうやって上達してしているんですか？）

A. 基礎トレーニングとダンス8種のベーシックステップは週２回の練習会で３年生が主体となって１年生に教えます。そこで習った基礎トレーニングを各自空き時間にホフマンホール第7会議室の練習場で先輩に見てもらいながら反復練習します。２年生以上のカップルが応用（バリエーション）を踊っているのは、現在も競技を続けるOBOGの先輩に教わったり、YouTubeなどから海外選手の動画を参考に練習したものです。

Q. 留学したいと考えています。入部は諦めるべきですか？

A. これまでの例をお伝えすれば、長期留学のために部を辞めた例もあれば春・夏休みを使って短期留学をした例や、一度部活を辞めてまた戻ってきた例もあります。そういった場合に誰と組むのか、そもそも組む相手がいるのか、試合に出られるのか、どのようなポジションになるのか等は、タイミングや留学をする学年、その時の部内の環境や人数によってかなり変わります。なので一概には言えません。競技ダンス部が現在気になっているのであれば、入部して活動をしながら留学を検討するのも１つの手です。重要なのは留学したいという気持ちも、踊りたいという気持ちも、どちらも強く持ちどれだけ行動できるかだと思います。

Q. “兼サー”はできますか？

A. 他のサークルやクラブとの掛け持ちの前例（コーヒーサークル、放送研究サークル等）はありますが、忙しいです。なぜなら競技ダンス部は体育会の部活のため、火曜日・土曜日の練習会に加えて日々ホフマンホールにて自主練習を行うのと、8月と2月に1週間の合宿を行うために他のサークルの練習や合宿と重なってしまいがちだからです。ただ自主練習も自分で時間が決められますし、合宿等の全体練習も早くから予定が出るため、スケジュールをきちんと組んでこなせる方なら可能です。

Q.  組んでいる人たちは付き合っているのですか？

A. さぁどうでしょう（＾ω＾）？